【2024年最新の情報でお届けします】

お子さんが愛知県で初めて高校入試を迎えるご家庭に向けて、お送りするシリーズ記事です。

愛知県の高校入試は仕組みが複雑でわかりにくいなんてよく言われます。

このシリーズ記事で愛知県の高校入試について楽に1から知ることが出来るように、かみ砕いてご案内をしていきたいと思います!

愛知での高校入試指導歴が30年を超えた塾長國立がご案内いたします。

 

さて、今回で7回目です。これまでで愛知県の受験システムをサクッと一通りお伝えしました。

ここから実際に入試に向けて勉強に取り組むパートをお伝えしたいと思います。

今回は模試について。

結論から書いておきますね。

愛知県で高校入試を目指すなら受験者数最大の愛知全県模試がおススメ!

ということです。

愛知県で高校受験するなら愛知全県模試!

県によっては模試が乱立してて受験者数が分散しているところもありますが、愛知県は愛知全県模試が1強と言っていい状況です。

愛知県の中3生は2024年現在7万人弱います。この母数に対して愛知全県模試の中3夏の受験者数は3万人ほど。

半数近い中3生が受検をするのが愛知全県模試です。

一応ライバルとなる模試は愛知県下でTOPの合格実績を叩き出すサナル予備校さんが主催する「愛知県マーク模試」。母数は5,000人ほどと聞いてます。

同じく河合塾が主催する「河合塾中3学力測定模試」。母数は2,000人ほどだったかと。

愛知全県模試の母数が圧倒的だと言うことが伝わると思います。

そして、サナルさんも河合塾さんも基本的には最上位校を目指すような子たちが中心となって模試に参加をしているので、最上位校の判定に関しては定評あるやもしれませんが、中下位校に関しての判定はデータが薄く参考にならないでしょう。

下位から最上位まで、幅広く受験者がいて、その受験者数が多いのが愛知全県模試です。

塾に通う子であれば会場受験も実施されているし、塾に通わない子には自宅受験も可能になってます。

使い勝手も一番です。愛知県で高校入試を目指すなら愛知全県模試が最適だと私は考えます。

ここまで熱く語っても全県模試からは一銭ももらっていません(笑)

愛知全県模試で知るべきは2点!

模試を受けることで手に入る情報は2点です。

現在の愛知県全体の中での自分の実力を知る

中学校の中での評価と愛知県全体の評価にズレがあること、あります。

例えば名古屋市内東部のレベルの高い中学校であると、学年順位が学年半分ぐらいであったとしても偏差値が55あるなんてことも起こるでしょう。

また、レベルが低い中学校であれば、学年順位が5位以内にいたとしても、偏差値が60ほどで留まるなんてことも起こります。

中学内での自分の順位が愛知県内での自分の位置とはズレが出ますから、これを模試で確認しましょう。

全県模試は中1から志望校判定出してくれます。中1の段階から近くの知り合いが通ってる高校とかを書いたりして、徐々に通う候補の高校のことを知ってもらえると良いですね。

現在の自分の苦手とする教科・単元を知る

志望校判定が出ると、そこが楽しくてそこばっかり眺めちゃう子とかいますが、その部分は模試の半分の意味です。

残り半分の意味は、今の自分の苦手な単元を炙り出してそこを復習するという部分ですね。

1問ごとの正答率とか、正答率順に問題を並び替えてくれたりとか、いろんな角度から自分の模試の結果を見ることが出来ます。

この結果を元に、大きな休みなど利用して復習出来ると良いですね。

愛知全県模試のお勧め受験スケジュール

さて、では実際に全県模試を受験していきましょう。

自塾での愛知全県模試の受験頻度は推奨はこんな形です。

中1生 夏か冬で1回ほど

中2生 春か夏か冬で2回ほど

中3生 春と夏と冬(公立目指す子は必修)

自塾では中1中2生は自由参加としていますね。「年1回は受けてみると良いよ」といったぐらいでしょうか。大きな休みのタイミングでの受験を勧めてます。

中3生は志望校選びの指針とすべく、実力の付き具合を確認すべく、春から必修でお願いしています。

塾に通っている方は全県模試に参加している塾かどうかを確認するといいです。

私の知る限り愛知県の大手塾の中で愛知全県模試に参加しているのは野田塾さんだけですね。サナルさんは「愛知県マーク模試」ですし、秀英さんは確か自社制作の模試だった気が。

違う模試を採用している塾に通っていても、全県模試は自宅受験が可能なので、夏だけとかで受験に参加するのも良いと思います。

 

以上です。愛知全県模試を受験してみたくなった方はこちらから詳しくご覧ください↓

https://www.zenkenmoshi.jp/

もしも受験をして結果が返ってきたならば、

偏差値50以下の子であれば「正答率40%以上の問題を最低解きなおす」

偏差値50~55の子であれば「正答率30%以上の問題を最低解きなおす」

偏差値55以上の子であれば「正答率10%以上の問題を最低解きなおす」

なんて、その子の実力に応じて解きなおす問題は指示して上げると良いと思います。

愛知県高校入試の羅針盤として、愛知全県模試をご利用ください。

ここまで手放しでお勧めしてますし、そろそろ愛知全県模試Tシャツとかおねだりしてみます(笑)

参考にしてください。

引き続き愛知県の高校入試のキホンのキについてお伝えしていきますね。

過去記事

1からわかる愛知の高校入試【6】~公立一般は内申と当日点で決まる~