こんにちは。

この記事は一宮高校に入学したい生徒のために偏差値や当日点の目安、高校の進学実績などを集めた入試突破情報です。

最新の情報を手に一宮高校合格を目指していきましょう!

この記事を書いた人

さくら個別指導学院 代表 国立拓治

愛知県岩倉市でさくら個別指導学院を運営。学習指導歴は四半世紀を超え、2005年から続く自塾ブログは月間最大50万PVに。「くにたて式」シリーズを始めとしたこれまでに出版した著書5冊は累計6万5千部を超える。塾業界最大団体である公益社団法人全国学習塾協会の理事も勤める。

 

一宮高校の基本情報

一宮市にある尾張地区の公立TOP校で、愛知県内でも5本の指に入る進学校です。

名古屋市内に合格者平均内申が40を超える高校が6校あり、名古屋市外の尾張地区では一宮高校のみ。

アクセスが良いとは言えない立地ながら、どこまでも平坦な濃尾平野と発達した公共交通機関のおかげで近隣の自治体からも生徒が集まる。

諸説あるが一宮の「一」が槍のようだということで「槍校」などと地元で呼ばれる。

名古屋大学はもとより、東大や京大にも合格者を出す地元民が一目置く進学校です。

一宮高校の大学進学実績

2023年春入試の結果

旧帝大

北海道 東北 東京 名古屋 京都 大阪 九州
2023年 7 1 13 78 22 8 0

愛知岐阜三重主要国公立大

名古屋市立 名古屋工業 愛知県立 愛知教育 岐阜 三重
2023年 17 17 2 7 16 4

早慶MARCH

早稲田 慶應 明治 青山学院 立教 中央 法政
2023年 14 18 18 8 5 15 3

南愛名中&関関同立

南山 愛知 名城 中京 同志社 立命館
2023年 106 30 102 24 73 78

名古屋市内のTOP校と比較すると県内進学志向が強い高校です。

首都圏私大よりも京都の同志社と立命館の数値が大きいのもなるべく愛知の近くに進学したいという表れかと思います。

名古屋大学合格者数は全国ベスト3に毎年入ります。

 

一宮高校の合格目安偏差値・当日点

愛知県で最大の受験者数規模を誇る愛知全県模試の追跡調査資料を元にお送りします。(愛知全県模試を受験している人だけが子の偏差値を参考にしてもらえます)

合格者平均内申点
合格者平均偏差値
42.3 66.6

基本的に内申点は40台に乗ったら勝負が始まると思っておいて良いと思います。そして、偏差値に関しても安定して65以上を取れるようになったら勝負になるという目安でいてください。

地域のTOP校というのは5段階評定では表現することのできない凄い学力の生徒も入ってきます。

よって、この数値があれば入学後も安泰なんてことは無いので、余力を持って入学出来るように、偏差値は68以上を目指して欲しいと個人的には思っています。

 

一宮高校の併願校

受験者数が多い公立併願校

●西春高校(合格者平均内申点38.3・合格者平均偏差値61.0)

●一宮興道(合格者平均内申点34.6・合格者平均偏差値56.7)

●千種(合格者平均内申点42.0・合格者平均偏差値63.6)

●五条(合格者平均内申点34.3・合格者平均偏差値56.2)

受験者数が多い私立併願校

●名城大附属 特進(合格者平均内申点41.2・合格者平均偏差値64.4)

●大成高校ラトナディア(合格者平均内申点58.9・合格者平均偏差値37.8)

●清林館 文理特進(合格者平均内申点34.3・合格者平均偏差値56.2)

●名城大附属 進学(合格者平均内申点39.6・合格者平均偏差値60.8)

●愛知啓成サミッティア(合格者平均内申点35.4・合格者平均偏差値57.5)

 

公立高校は西春高校が一宮高校の併願校として一番受験者数が多いようです。同じ市内の一宮興道がその次に多い様子。

私立高校は名城大附属の特進が一番多いです。併願者が多かった他の高校と比較しても一番一宮高校に近い学力の高校です。近隣私立高校の特進クラスが並びます。

 

一宮高校を目指すための入試勉強

内申点対策

先述しましたが内申点は40に乗ったところから一宮高校への挑戦権を得たという認識でいてください。

地域TOP校なので内申点45・44という生徒はゴロゴロいます。

定期テストで9割以上の得点(平均点+25点以上)を目指して取り組むのはもちろんのこと、提出物や授業態度を完璧に取り組むというのはこの高校を目指す子にとっては当たり前のことです。

実技が苦手で内申を伸ばしにくい副教科であっても、担当の先生に「ここからどのように努力をしたら内申UPを目指せますか?」なんて相談をすることも厭わず、最善の努力を重ねてください。

当日点対策

内申によりますが、内申40以上あるならば当日点は合計90点あれば例年おおむね合格していきます。

1教科22点満点なので1科目18点平均です。1教科あたり2~3問までミスをすることが出来る状況です。

この実力をつけるべく、入試スタートを早め、部活を引退した夏から本腰を入れて勉強に取り組んでください。

勉強時間の目安としては、私は生活リズムを守って取り組める1日最大の学習量は平日5時間・休日12時間であると思っています(この時間の中に休憩時間も含みます)

塾に通っていない生徒はこの時間を目指して家庭で努力を重ねてください。(塾に通っている生徒は塾での学習時間を含めてこの時間を目指してください)

学習内容は、部活を引退した夏からが勝負です。一宮を目指すなら多くの教科で2学期3学期の予習をしてしまって、過去問演習に早く入れる体制を整えるというのが1つのスタイルです。

また、定期テストごとにテスト範囲の単元について入試レベルの問題も解いていって、定期テスト勉強に入試勉強も重ねるというのも1つの作戦です。

幸い、愛知県の公立高校入試問題は特別な対策が必要となる難しすぎる問題の出題はありませんから、勉強の取り組み方・取り組み内容の間違いが致命傷になるようなことはありません。

よく周りの人と相談をして、塾に通っている人は塾の先生と相談をして、頑張って入試勉強に取り組んでください。

 

一宮高校を目指すための参考記事

この記事を書いた國立塾長のブログより

少し前まで現役生による「一宮高校」レポート~2022年・大学1年早川先生~

一宮高校と岡崎高校の入試結果合格者数順私大ランキング

以上です。

参考にしてください。

さくら個別指導学院、塾長の國立でした。