中学生が携帯電話を学校へ持ち込むことについて、文部科学省は24日、原則禁止としてきた従来の方針を改め、
条件付きで持ち込みを認める方針を固めました。
文部科学省は、携帯電話の持ち込みルールを見直す有識者会議で責任の所在の明確化や閲覧制限をする「フィルタリング」の設定、
学校や家庭で使い方を適切に指導することなどを前提に、
中学生が携帯電話やスマートフォンを学校に持ち込むことを認める方針を固めました。
これまでは原則禁止でしたが、部活動や塾で帰宅が遅くなることもあり、
防犯や災害時の対応に有効だと判断したということで、授業中は使用できません。
少し前に大阪では災害時のことを考慮して
中学生学校への持ち込みを認めていましたが、
実際にはほとんどの中学校では見送られていたようです。
今回の文科省の判断が
週明けには各自治体の教育委員会に通知されるみたいで
今後は、各自治体の判断に委ねられます。
緊急を要する災害時や何かあった時には必要ですが、
原則、「学校には必要ない」との判断が多くなりそうな気はします。
しかしコロナ禍での「9月入学」の時とおなじで、
今後につなげる話は必要になってくる話だとは思います。
大人はスマホを忘れたりすると
「スマホがないと何も出来ない・・・」
「スマホがあれば・・・」と思わずには過ごせないはずです。
子供達の不測の事態に
「子供が携帯・スマホ持ってれば・・・」と
後悔する状況だけは少なくしてほしいと思います。
(不測の事態を思いつかないけど・・・)