こんにちは。
伊丹市の個別指導塾、さくら個別指導学院 伊丹校です。
夏休みは復習メインで進めているので、
ちょいちょい聞かれる事なんですが、
「BTB溶液のもとの色って何色ですか?」
ちなみにBTB溶液とは
BTB溶液とは、液体が酸性か中性かアルカリ性かを調べる指示薬です。
ブロモチモールブルー(C27H28O5Br2S)をエタノールと水にとかして作られています
bromothymol blue,でBTBです。
酸性では黄色、中性では緑色、アルカリ性では青色と、
色が変化します。
中3生でおこなう中和の実験では
酸
① 水に溶けると水溶液が酸性になる物質のこと。
② 水に溶けると水素イオン(H+)を生じる物質のこと。
アルカリ
①水に溶けると水溶液がアルカリ性になる物質のこと。
②水に溶けると水酸化物イオン(OH-)を生じる物質のこと。
中和
酸とアルカリの水溶液が混ざり合って、水と塩(えん)ができること。
酸性 + アルカリ性 → 水 + 塩
(中和によってできる水以外の物質を「塩(えん)」というんだよ)
その変化を見るのにBTB溶液が使われます。
最初の質問に戻りますが、
「BTB溶液のもとの色って何色ですか?」の答えですが、
濃い緑色のようです。
その溶液を、普通は薄めて見やすい色にして使います。