こんにちは。
伊丹の個別指導塾、さくら個別指導学院 伊丹校です。
伝え方はやっぱり難しい・・・とはいつも感じずにはいられない事です。
ある生徒には響いても
ある生徒には全く届かない。
もちろん誰が、どのタイミングで言うかも大事。
個別指導だからこそ、
まだまだ手が届く範囲で出来ているからこそ、
生徒の仕草や雰囲気で
その日の調子もおおよそ分かります。
「あまり言っても今日は聞かんな・・」
「前回あれ程言ったのに、今日もか?」など、
様子を見ながら、最適な言葉や投げかけを探ります。
計算ミスが多いK君は
毎回どんな計算も途中式を省いてミスをします。
計算方法も忘れていたり・・・
ちょっと冗談ぽくですが、
「天才の真似しすぎちゃうかな?天才なん?」
K君「いや、そんな訳ないやん!!」
「でもやってることは天才のする事やん、途中式書かないのは、
アタマの中で高速で計算してるからやろ?
でも、ほとんどの人は天才と同じやり方出来ないやろ」
「ちゃんと途中式書けば、計算のやり方も忘れないし、
ミスも少なくなる」
「そっちの方がいいと思うけどな・・」
「そっか・・」みたいな顔しているK君の表情は
心なしか明るく半笑いのようでしたが・・・
ちょっとは届いたかな?
またすぐ忘れてる気もしますが・・・
ちなみにこの「天才なん?」はある生徒には全く届かず
ただただ今も天才のふりして、ミスが無くなりません。
勿論本人には天才の振りしている自覚も無く
面倒な気持ちと習慣でそうしているようです。
この生徒に刺さる言葉を
絞り出さないと・・・・
日々、試行錯誤は続きます。