さくら個別指導学院の國立です。
夏期講習の受講の仕方を細かく全て書いてみたいと思います。細かすぎるほど細かく書いておくので、初めての方に使ってもらえるといいです。
とはいえ、誰もが基本的に季節講習を受講してから入ってきているので、大枠は知っているはずですけどね。
ではさっそく。
目次
0季節講習とは
1さくら個別の季節講習
2個別指導授業追加について
3中3入試対策講座について
4講習受講提案について
5申込用紙について
6授業日程決定の流れ
7自習について
8実際の受講した生徒の予定表紹介
【0】季節講習とは
季節講習とは、学校の長期の休みを利用してこれまでの復習を行うという学習塾の講座です。
夏休みに行う夏期講習、冬休みに行う冬期講習、春休みに行う春期講習ですね。
学校の授業がストップするので、じっくりと復習が出来るところがいいところです。
特に夏は40日間もありますから、今まで理解出来ていなかったところを一気に挽回するとか、ライバルに差をつけるとかが可能になります。
1人で取り組むことが難しい教科で受講が出来ると効果的だと思います。
【1】さくら個別の季節講習とは
当塾では基本的に通常授業で指導をさせていただいてる教科については必修の受講とさせてもらっています。
夏休みに入ると通常授業はストップしまして、その代わりに講習として復習を行うのが基本です。利用教材もフォレスタステップという講習用教材となります。
講習の必修分の費用について
夏期講習の必修受講分(5回分)は通常授業料に追加の費用はかかりません。
詳細は以下の通りです。
また、
春期講習・冬期講習の必修受講分(4回分)はそれぞれ2回分の授業料が追加で必要となります。
詳細は以下の通りです。
これが季節講習に必修でかかる費用です。
「ここに加えて追加で授業を行いたい時にはお申し込みください」という風になってます。
【2】個別指導授業追加について
全ての学年の生徒が受講可能です。
普段通常授業で受講していない教科を受講することが可能になります。
「いつもは週1回数学で受講しているけど、英語がわからなくなってきたから夏期講習で英語を復習する」
といった使い方が可能です。また、
「いつもは週1回数学で受講しているけど、いっぱいやって予習に入りたいから数学をさらに追加する」
なんて使い方も可能です。
1日に受講する個別指導の授業は最大2教科(2授業)を推奨しています。理由は、その授業で出る宿題に取り組むためにそれぞれ1時間ずつは見ておきたいからです。
インプットの授業ばかりで、アウトプットがしきれない状態というのは消化不良です。
塾が空いていない午前を利用したりでアウトプットをする時間を確保できるときはこの限りではありません。1日3教科も歓迎です。
【3】中3入試対策講座について
公立高校入試を目指す生徒へ向けて用意をした講座です。入試の当日点を高めることを目標として行います。
講座は2つに分かれています。
基礎特訓講座
どの学力層の子にも共通して必要な基礎の部分を夏での完成を目指します。
基本的にはどれも確認テストを実施する形で、この講座までに各自が勉強をしてくることが必要です。
具体的には入試までに必要な英単語、入試レベルの数学計算問題、社会の歴史の確認テストを行います。
本人任せになりがちで、それでいてしっかりと身につけないと足をすくわれる基礎を皆で確認していきます。
偏差値45から偏差値65ぐらいまでの間の生徒へおススメの講座です。
日帰り勉強特訓講座
開校当時は宿泊をしての合宿だったのですが、参加のしやすさを重視して日帰りとしました。
自学自習で取り組みにくい理解を伴う教科単元について、集団個別形式で2日にかけて特訓をしてしまおうという講座です。
自塾教室と岩倉駅前の生涯学習センターの部屋を使い、数学と理科の物理化学分野を中心に、入試レベルの問題に挑戦をしていくという内容です。
講師の先生を配置しているので、解答解説を読んでも理解出来ないところをサポート出来るところが大きな利点です。
皆で一斉に取り組むことで自学自習では成しえない学習量と学習濃度の2日間となります。
指導内容の調整は出来るので、2学期の定期テスト向けの内容にすることも出来ますので、私立高校の推薦を目指す生徒も受講いただけます。
全ての生徒へおススメできる講座です。
(講座詳細は生徒に配付しました→中3入試対策詳細)
【4】講習受講提案について
講習の受講提案については、入校時のエントリーシートに「講習受講の提案希望」としていただいたご家庭にしています。
「入校時には希望しなかったが、追加授業の具体的な提案をしてほしい」ということありましたら、LINE等でご連絡ください。
基本的には学習塾での授業というのは、病院で飲む薬と同じで量が多ければ多いほどいいというものではないと思っています。
サポート無しで取り組む日がいつか必ず来ますから、基本的には最小限でのサポートを行いながら、必要に応じて追加の授業を受講いただければと思っております。
とはいえ、「高校入試に向けて間に合うように理科の苦手を克服したい」など、要望に応じてご相談させていただきます。
【5】申込用紙について
2024年夏期講習中1中2申込用紙をサンプルに内容を確認していきましょう。こちらです。
用紙左上から見ていきます。
先ほど書きました夏期講習の概要を説明したあとに、希望の講座を記入してもらえる欄があります。
青色で示しているチェックマークは、必修で取ってもらうことを表すべく、最初からチェックが入っていることを示してます。
「通常授業必修分と、必修自習は全員だよ」ということですね。
また、学校の夏課題点検を行ってまして、その点検に間に合わない生徒は日帰り勉強特訓会場でやってもらいますからね!という予告も。
用紙左下です。
具体的な日程が記してあります。お昼ご飯の時間を挟むと食後に睡魔に襲われる生徒が多くなることを嫌って午後からの開校です。(塾側の体力問題も)
来れないマスに斜線を入れて塾に持ってきてもらっています。
赤で記したのが先ほどお伝えした学校の夏課題点検日です。お盆休み前に仕上げようと指示を出してます。(中3生は部活も無いので7月26日までの指示です)
ピンクで下線を引いたのは振替授業の設定についてです。通常授業時には一切振替授業は行っていませんが、講習時には振替設定をしています。
夏期講習がスタートするまでの申し出は無料で、スタートしてからの申し出は有料で振替をしています。
ただし、振替授業を再度振替することと、授業当日の振替申し出は不可としてます。
右上です。
日帰り勉強特訓とお盆休みが掲載されてます。
先述のとおり、学校の夏課題を終えていなければ、この特訓会場に朝から来て終えてもらいます。
右下です。
講習日程のラストまでと、模試実施日。そして通常授業再開の予定が掲載されています。
ピンクの矢印で示したのが、次の定期テストへ向けた学校ワーク点検の日です。
高校入試が3週間早まった余波で中学校全体の定期テストも早まっていて、その日が岩倉中学の定期テスト2週前の日でもあります。
どうせ夏休み中は時間にゆとりがあるし、いずれ必ずやらなくてはいけないものですし、全中学もこのタイミングに合わせて5教科点検をしてしまおうという取り組みです。
まずは夏課題を終えて、その後学校ワークを習ったところまで進めてください。
(夏課題よりも前に7月中にやり終えてしまうというのも良いと思います)
【6】授業日決定の流れ
夏期講習申込用紙を提出していただいて、担当講師と相談をしながら組んでいくというのが大半の流れになります。
講習受講の希望をお書きいただき、都合の悪い日程や時間帯のマスに斜線を入れていただき、「お盆明けてからを希望します」とか、「部活の予定が出たら来れなくなる日が出てくるかもしれません」とかの記入いただいた注意事項に気を配りながら、授業の中で組んでいきます。
追加の授業など一部の授業は教室長の澤木が預かって組むので、当日お渡しすることができず少しお時間いただきます。実際に組んだところは後日お渡しすることになります。
後から授業を追加したいといった申し出も可能な限り受け付けます。随時予定を入れることができる日時で組んでいきます。
【7】自習について
各学年で必修で自習に来る回数は決まっています。
小学生や中1中2生はその必修回数でも良いですが、中3生に関しては夏期は基本的には1日3コマ(4時間半ほど)は塾で勉強(自習も含めて)していくようにと推奨しています。
部活も無く、大きな時間がある中3生ですから、これを当たり前として取り組んでもらっています(家でも集中してやれる子はこの限りではありません)
オンラインで繋いでもらって取り組むことも出来ますが、遠方の方でない限りお勧めしません。来てやってもらった方が濃度が濃くなる可能性が高いからです。
そして、基本的に自習は通い放題となっていて、来る回数の上限はありません。
予定を入れていなくても、思いついたようにフラッと自習に来るのは歓迎です。
逆に、予定を入れていたのにフラッと来ないなんてときには必ず連絡をしますので、予定通りか連絡をお願いします(他の日に自習を変えるようにします)
【8】実際の受講した生徒の予定表紹介
現物を見ていただいた方がイメージつきやすいだろうと、昨年のものをご紹介します。
中3Yくん(週1数学・入試対策基礎特訓・日帰り勉強特訓)
昼の最初から来て夕食時には帰るスケジュールで入試対策と自習を組んで過ごしてました。安定した勉強で志望校に合格していきました。
中3Kくん(週2数学&英語・入試対策基礎特訓・日帰り勉強特訓・追加個別授業数学&国語)
ほぼ埋めるような形で入試対策も追加授業も頑張って取り組みました。おそらく、午前も使って宿題とか確認テストの準備をしてくれたことでしょう。
個人的にはこれぐらいの受講ボリュームがインプットアウトプットをバランスよく取り組める上限ではないかと思っています。
中2Aくん(週1数学・追加個別授業英語)
Aくんは講習のたびに普段授業を取っていない英語を受講して、正しく学べているかどうかの確認をしてくれていました。
クラブチームでサッカーをやっていて来れない日も多かったですが、何とか来れる日に詰め込んで授業と自習をこなしてました。
中2Iくん(週1数学・追加個別授業数学&英語&英語)
積み重ねの教科である数学と英語を、追加授業も利用して10回ずつ受講していました。
しっかりと復習をし終えて指導時間が余っていれば、予習に突入します。おそらく予習にも取り組んだことでしょう。
中2生は部活があるので、夕方以降に授業を組むのが基本です。この予定表を見る限りは、ちゃんとアウトプットの時間がとれたかどうかが心配ですね。
多く授業を入れたかったら、宿題に取り組む時間もしっかり確保して欲しいです。
講習の説明は以上です。
講習のイメージ湧きましたでしょうか?
中3生は多くの時間を塾で過ごして頑張ってくれましたが、これを家で1人で再現をするというのはとても難しいことです。
ぜひ塾を利用してもらい、悔いのない40日間を過ごして欲しいです。
不明点はご連絡ください。
それでは。