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お子さんが愛知県で初めて高校入試を迎えるご家庭に向けて、お送りするシリーズ記事です。

愛知県の高校入試は仕組みが複雑でわかりにくいなんてよく言われます。

このシリーズ記事で愛知県の高校入試について楽に1から知ることが出来るように、かみ砕いてご案内をしていきたいと思います!

愛知での高校入試指導歴が30年を超えた塾長國立がご案内いたします。

入試スケジュールは「1月私立2月公立」!

今回は愛知県の高校入試の大まかなスケジュールに関してお伝えします。

「正確さよりわかりやすさ」を前面に出してお伝えしていきますね。

タイトルの通り、愛知県の高校入試スケジュールをザックリと端的に書くと

1月私立、2月公立。

となります。大まかに把握するにはこのキャッチフレーズが一番わかりやすいでしょう。

私立高校と公立高校と、入試が行われる順番と時期を詳しく書くと、

私立推薦入試 1月中旬
私立一般入試 1月下旬
公立推薦入試 2月上旬
公立一般入試 2月下旬

となります。私はこの順番でどこの都道府県でも行われるものだと思っていましたが、都道府県によっては私立の推薦が無かったりすることもあって全国の当たり前ではありませんでしたが。

こちらは愛知の当たり前ですね。

これまでは愛知県の公立高校一般入試は3月の2週とかに行われていましたが、数年前に大改革があり、3週間早まって、今は2月の3週目に実施されてます。

2月中に入試の決着がつきます。たしかこれは日本全国的に見ても、神奈川、東京、埼玉、愛知ぐらいじゃないかと思います。

これまでは卒業式を終えてから公立一般入試を受けていましたが、今は卒業式前に受けるように。合格発表は変わらず卒業式後ですが、大きな改革ですね。

 

2024年入試を例にして、正確に入試スケジュールを書いてみると、

私立推薦入試 1月16日
私立一般入試 1月23日~25日
公立推薦入試 2月6日
公立一般入試 2月22日

といった感じです。この日程めがけて中3生たち皆が勉強をするわけです。

よくよくこのスケジュール感を覚えておいてください。中3生になったときにはもうとっくに入試まで1年切ってるということです。

1年前から準備したいとなれば、1年前のこの日程から勉強をスタートすべきですね。

4つの入試形式の利用される割合は?

ちょっと今回の主題からは逸れますが、4つの入試の実施順と日程をご紹介しましたが、それぞれどれぐらいの割合で利用して進路が決まっていくかを添えて書いておきますね。(尾張地区名古屋市外の中学校を想定)

私立推薦入試 35%の生徒が進路決定
私立一般入試 5%の生徒が進路決定
公立推薦入試 10%の生徒が進路決定
公立一般入試 50%の生徒が進路決定

また説明することになりますが、生徒たちの多くが「私立推薦」か「公立一般」かで進路を決めるという事実も知っておいてください。

 

さて、愛知県の高校入試のスケジュール感を知ってもらったところではありますが、ここからこんな疑問が湧いてくるでしょうか。

「果たしてこの入試へ向けていつの時点からの成績が入試に関わるのか?」

この入試の日をめがけて、いつから準備をする必要があるのかということです。都道府県によっては中1の最初から関わるなんているハードなところもありますし、以前「2年の3学期からだ」なんて勘違いをしていた保護者もいらっしゃいました。

愛知の高校入試はいつの時点からの成績が関わるのかについては、また次回お送りしたいと思います。

以上です。

引き続き愛知県の高校入試のキホンのキについてお伝えしていきますね。

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