こんにちは。

伊丹市の個別指導塾、さくら個別指導学院 伊丹校です。

 

2学期の期末テストも終わり、

プロフィールが戻ってきていると思うのですが、

生徒も保護者の方も、プロフィールのどこを見ていますか?

 

5教科の総得点しか見ない。

各教科の点数が上がっているかどうかだけ。

順位が上がっているか、下がっているかだけ・・など

色々あると思うのですが、

5教科の総得点や各教科の点数だけでは、

生徒の頑張りや、良かった勉強の仕方まで見落としてしまい

「今回は頑張ってないのかな・・」

「間違ったやり方なのかな・・」と

次につなげる事が出来ないこともあるので、

今日は違うところから、プロフィールを見て行こうと思います。

 

各教科の平均点は、テストの難易度の目安

定期テストは学校によっても、先生によっても問題や出題形式は変わります。

単純に、テストの点だけでは

その時の頑張りや理解度は見えにくくなっていることがあります。

もちろん高い点数を取ることは、頑張っている証しではありますが、

点数が変わっていなくても

頑張った結果が見えてくることがあります。

定期テストは、受けるメンバーがほぼ変わらないので、

平均点は、テストの難易度と理解度を示す数値の一つです。

例えば

平均点30点のテストで60点を取ることと

平均点50点のテストで60点を取ることでは、どちらが難しいでしょうか?

得意な分野である・得意教科であるなどを加味して、考える必要はありますが、

平均点30点のテストで60点取ることの方が難しいはずです。

これはわかり易い点数で比べていますが、

 

平均点30点のテストで45点 平均点との差 +15点

平均点60点で55点 平均点との差 -5点

この場合でも、点を取れているのは45点のテスト結果の可能性もあります。

見た目の点数では、当然55点の方がいいのですが、

少し切り口を変えてみると

みんなが点数を取れているテストが、

点を取り切れていない・苦手なところになっているなどが見えてくるかもしれません。

逆に

45点の方は、皆が苦手にしているけど、

得意な分野であったり、勉強の成果が出ている結果とも言えなくはありません。

 

こういった点も踏まえて

もう一度プロフィールを見てみてください。

見た目の点数以上に、

頑張りや、成果が見えてくることがあるりますよ。

頑張っている生徒には

保護者の方は、少し視点を変えて、良いところを見つけてから

お話してあげて下さいね。