【愛知全県模試】結果に一喜一憂せず学力UPに活かしていこう

さくら個別指導学院の澤木です。

夏休みの最後に実施した全県模試が返ってきました。

今週1人ずつ呼び出して返却をしているところです。

結果を見ながら今後これを成績UPにどう活かしていくのかの話をしているので、なかなか時間が掛かります。

初めて受けた中1中2生はデータの見方の説明もあるのでより時間が掛かりますね。

とはいえ、ただ結果を渡すだけでは模試を受けた意味が薄れてしまいます。

受けることよりも、受けた後の取り組みこそが大事だと思っているので、時間を掛けて伝えているのです。


僕が塾生たちにどんなことを伝えているのかをこちらに書いておきます。

大きく分けて3つです。

①模試の成績は参考程度。これがすべてだと思わないように。

得点・偏差値・合格判定を見てそれがすべてだと判断してしまう人が多くいます。

「合格判定C!?やばい!」

「全然できんかった。点数低すぎ。」

なんて感想が模試返却時には飛び交います。

そして、それは大体良くない感想だったりします。

心が揺さぶられる気持ちもわかりますが落ち着きましょう。

ただ1回の結果にすぎません。

成績は映画のようなもの。良かったら嬉しいし、悪かったら悲しいだけ。

結果がどうでもいいとまでは言いませんが、一喜一憂しているだけでは意味がありません。

「ふーん、そっかそっか。今の自分の力はこのくらいね。」

くらいでちょうど良いのです。

というわけで、2つ目は、

②自分のできるところ、できないところを知る。

今の自分を知るという意味合いが大きいと思っています。

自分の感覚だけで判断してしまうとズレが出てしまいますからね。

感覚と結果がズレてしまっても真摯に受け止めましょう。

そして、自分の力を知っただけではパワーアップしていませんね。

最後に伝えるのはこちら。

③できない問題をできるようにする。そのために解き直しと復習に時間を掛けて取り組む。

間違えた問題の解き直しはもちろん、復習までやれると良いです。

教科書や3年間のまとめ教材(マイペースや新研究等)、フォレスタステップやフォレスタゴールを使って、理解度に合わせて類題を解いたり、インプットからやり直したりしましょう。

定期テストと定期テストの間の時期や、冬休み等の長期休みに取り組むのがおススメです。

塾生たちにはこの復習に時間を掛けて取り組むよう伝えています。


すべては自分の学力をあげるためというゴールがあるということを忘れずにいてもらいたいですね。

あくまで、模試はそのための1つの手段です。

模試の結果に一喜一憂せず学力UPに活かしてください。

とはいえ、入試が近づけば近づくほど結果の重みは増してくるのも事実。

なぜならば、復習する時間が少なくなるからです。

復習する時間が少ないということは、すべてをやり切れない可能性が高くなります。

そうなれば伸び幅は小さく、模試の結果が入試で出せる力に近づいていきます。

9月の今からならまだ伸ばせます。

楽しい行事が控えていますが、「今度やろう」と後回しにせず、今できる勉強は今やりましょう。

参考になると良いです。

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このブログを書いた人

澤木 宣彦のアバター 澤木 宣彦 さくら個別指導学院岩倉校教室長

他塾での教室長経験を経て2009年よりさくら個別指導学院岩倉校で指導を開始。2015年より教室長となり指導。理系らしい粘りのある指導で生徒たちの成績を上げる。